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世の中は副業ブーム
激務して年収1,000万目指すのもいいけど週3勤務で年収500万+副業年収500万で年収1,000万を目指すのもありだよ。自分の時間を提供して猛烈に働くのも大事だけど、サラリー以外の収入チャネルを確保できる時代だし稼ぐ力は将来的に役立つから磨いておいて損はない。働き方改革は自分の中でもすべきよ。
— moto (@moto_recruit) 2018年9月24日
「サラリーマンで年収500万円稼ぐ」より、
「年収300万円でリーマンやりつつ副業ブログとかでプラス200万稼ぐ」方が、実はラクだし未来がある。
若いうちに副業がっつり頑張っておけば、30代になったときに大きな差になる。大変ですが、がんばりましょう。— イケハヤ@ブログ年商1.5億円 (@IHayato) 2018年10月21日
昨年末くらいから、仮想通貨やインフルエンサーの影響もあってかブログやアフィリエイトをはじめとした副業ブームが到来しています。
中には月商1,000万や2,000万を達成するようなつわものまで・・・!
サウザーさんのvoicyを聴き始めました。
「給料の正体は労働力を回復させるための経費」という考えはなかった。勤め人のほとんどは自分の切り売りということか…。
明日もっと楽になるために働かないとなー。
第四話 資本主義の世界は商品の集合 – サウザー https://t.co/tCyF3VxHpp#Voicy
— けいすけ@脱コモディティマーケター (@kamosuke0329) 2018年5月7日
たしかに会社からもらえる給料は歩合給を除けばいくら汗水たらして働けども飛躍的に上がることはありません。
あなたが定時が決まった環境の中で、出社して働いた分だけ給料を得ているのだとしたら、給料はあなたの価値に対してというよりは労働力に対して出ています。
雇用主(資本家)は、給料を労働力を維持するための経費として捉えているので、よほどのリターンが見込めない限り、1労働力にかけるコストを上げるわけにはいかないのです。
そうなってくると、資本のない労働者が生活を豊かにするためには、自分のサービスを作って売るか仕事を掛け持ちするくらいしかありません。
それを啓蒙的に説いてきたサウザーさんやイケハヤさんなどの主張を聞いて、この危機的状況に気付いた労働者たちが、副業を始めているというのが現状です。
ただ、副業をすると一口にいっても、副収入を得るための手段は本当にいくらでもあります。
- 転売
- 不動産経営
- Youtuber
- ブロガー(アフィリエイター)
- 情報商材
- アルバイト
- 投資
- 内職
などなど。
これだけ選択肢が多い中で、どれを選んだらいいかわからない。
そういう人を食い物にしている企業・団体も出てきています。
ということで今日は、そんな勤め人が手を出してはいけない副業を5つ、紹介したいと思います!
やってはいけない副業5選
1.バイナリーオプション
バイナリーオプションとはざっくり言うと、外貨が数分~数時間後に上がるか下がるかどちらかに賭けて、当たればその値幅に応じて配当がもらえるというもの。
これは勝負をすればするほど、勝率は50%に近づいていくため、期待値は1でしかなく手数料で必ず損をすることになるので、絶対に継続して増やすことはできません。
また、儲かっている人の声や話などは、運営側から報酬を受け取ってそう見せている可能性が高いので注意が必要です。
2.情報商材アフィリエイト
これは色んなタイプのものがありますね。
そもそも情報商材は、1.3.5番のようなバイナリー、Youtube、自動売買ツールなどを使えば絶対儲けることができる。そのためのノウハウを10万で買いませんか?というものです。
このとき、販売する側はあたかもそのメソッドで儲かっているかのように見せてきますが、実際はそのノウハウの販売自体で儲けています。
そしてこのノウハウ、買ってみると実は大したことは書かれていなくて全然役に立たないものだったりします。
つまり、これを買った人が儲けるためには、全く同じことをして人にノウハウを売るしかないのです。
このビジネスモデルは、主にTwitterで見ることができますw
僕のDM欄を見てください。こんな情報商材まがいのメッセージが何通も何通も来ます。
※昔相互フォローをやっていたのですが、相互フォローアカウントはのちにこうした怪しいアカウントに転生することが多いですw
3.Youtubeに動画をアップロードするだけで儲かる、という話
アップロードするだけで儲かります、という謳い文句の広告は明らかにNGです。
中身を追っていくと、昔のアニメやテレビ番組の動画などを無断転載して儲けよう、という話のようです。
これは、明らかに著作権侵害でして、仮に稼げたとしても著作権者から訴えられたらその儲けを没収されるだけではなく、罪に問われる可能性が有ります。
少し前までは黙認されてる感がありましたが、最近はテレビ各社もストリーミング配信サービスを展開しているので、違法アップロードには厳しく指摘が入っているはずです。
4.不動産投資(マンション経営)
よく品川駅や新宿駅などの大きな駅周辺で、不動産ディベロッパーですみたいな人たちが
とかやってるの見ませんか?
ああいう方に話を聞いていくと、中身は
「不動産投資としてワンルームマンションを購入して、運用益で儲けませんか?」
という話だったりします。
具体的には、マンションの1室を購入し、そこには住まずに他人に貸します。
ディベロッパーや仲介業者は、ここで上手く貸して
所有者の月々の支払<居住者の月々の支払
となるように設定し、毎月差額を利益として受け取るという話です。
仮に損をしても差損益は個人事業主の経費扱いになるので税金控除を受けることができる、というのです。
また、支払を終えた後は不動産として資産になるので、毎月利益を得ながら老後の資産形成ができる、美味しい話に聞こえます。
しかしよく考えてみてください。
そんな美味しい話なら、なぜ業者が人件費を使ってまで道で手当たり次第に声かけしているのか、そこを考えれば冷静に状況判断できるはずです!
実はプロの不動産屋・投資家が手をつけなかった余り物物件だけが、こうした不動産投資商品として回ってきます。
また、運用にかかる経費は家賃だけではなく積立修繕費や管理費なども存在し、諸々足し合わせると月々は赤字ということになります。
そして最後に残る資産も35年以上かけて老朽化した物件なので、売るのにもリフォームが必要などということになりかねません。
不動産投資もしっかり物件を見極めて、勉強すれば儲かる分野かもしれませんが、来た話に乗っかるだけで儲かるわけがありません。
5.株の自動売買
自動売買ツール自体は普通に存在してるんですが、これは多額の原資をもった人が損をしないように多角的に回していくときに使うケースで、皆さんのところにくる話はまず間違いなくツールを売って儲けるビジネスモデルのものです。
投資信託の商品などをご覧になった方はご存知かと思いますが、株はプロが上手く運用しても年利3~5%程度の世界です。
株の知識も持たない人間が、ツールを使うだけで10%以上の運用益を得るなんて、まず無理です。
おわりに
今日はこの5つについて書いてきました。 今これらの勧誘を受けている人は、一回立ち止まって冷静に考えてみて頂けたらと思います。
- バイナリーオプション
- 情報商材アフィリエイト
- YouTube無断転載
- 不動産投資(マンション経営)
- 株の自動売買
副業はやっていて自分に苦がなく続けられるもの、納得感があるものを選びましょう。
ブログも、人によっては苦になってしまうかもしれません。
その場合はもちろんやめた方がいいかもしれません。稼ぐ方法は色んな人の手で星の数ほど生み出されています。
私自身もブログ、Youtube、動画編集など副業をしてますので、興味がある方はぜひこちらの記事も参考にしてみてください!
