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あなたの借金残高、ちゃんと減ってますか?
この記事を書くにあたって、 まずは自分がかつて背負っていたMAXの借金と今の状況を書きたいと思います。
- 3年前:借金370万超(年利18%)
- 現在:借金残り120万円(利子なし)
夜遊びばかりしてたり、保険適用外の手術を受けたり、同期でしょっちゅう泊まり旅行に行ったり。端的に言えば、身の丈に合わないお金の使い方ばかりしてた。今は反省してるよ・・・
そう。今から3年前、遊びほうけていた私は6枚ものクレジットカードを利用限度額まで使い倒し、その返済をリボ払いで払っていました。
リボ払いとは借り入れ金額の量に関わらず、月々の返済額を1万円など少額に固定できる制度。
この時点で元本は320万円くらいに膨れ上がってましたので、複利を考慮せず年利18%とすると年間で発生する利子は3,200,000×18%で 576,000円。
それだけで月あたり48,000円もの利子が発生することになります。
_人人人人人人人人人人人人_
> アイフル様に3万円返済 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄お利息17,975円www
元金が全然減らなウィwwwww僕はしゅうへいさん(@shupeiman)より
お利息高いよ〜笑笑【 残り1,311,686円‼️ 】#借金返済ストーリー pic.twitter.com/d4IVk5GC7w
— たくポン酢@元遊び人借金ブロガー (@takupon_l8) 2018年9月18日
そうなってくると、このツイートにもあるように、毎月きっちり返済をしていても利子の方が多いので、元本は減るどころか増えていく、まさに借金地獄に陥っていきます。
返せなくなったリボ借金を3分の1まで減らした方法
このように生きているだけで借金が膨れ上がっていく状態から3年経ち、
現在の借金はピーク時の3分の1以下にまで減っています。
そこまでに私がしたことは次の3つ。
この3つについて、次の見出しから詳しくご説明していきます。
1.法律相談センターで相談する
弁護士事務所に行こうと思っても、いきなりどこがいいのかなんて分からないですよね。
私もどこに行くべきか選べなかったので、まずは東京弁護士会が運営している法律相談センターで無料で相談することにしました。
あらかじめアポを取得し、行ってみるとまずは謎のおばちゃん二人によるギャンブル依存チェックがおこなわれました。
じゃあ収入に対する月々の支出の内訳を、千円単位までここに書き出してね。あと借金の大まかな内訳を教えてください
なんとなく常に怒っているんですよねw
それにめげず、ここで嘘をついても仕方ないのでありのままを伝えました。
なんでこんなことを聞かれるかというと、ギャンブルや遊びで作った借金は自己破産で帳消しにしようとしても裁判所で承認がおりないことがあるようなんです。
僕の場合はギャンブルで作った借金というよりは、リボ地獄によって出来た借金だったので、おばさんのヒアリングを抜けて弁護士相談フェーズに行くことが出来ました。
最初は弁護士さんから自己破産を勧められました。
まさか自己破産を勧められる日がくるとはと思い一人ショックを受けておりました。。
弁護士さんが言うには、家や車など高額な資産をもっていない、独身者の自己破産は失うものがほとんどないのでオススメだということでした。
それでも、私はやっぱり自己破産に対して強い本気をだせば5年以内で返済できるんじゃないかと思ったので別の弁護士からも話をきいてみることにしました。
2.弁護士事務所で無料相談を受ける
大学時代、法学部にいた教授が弁護士事務所もやっていたことを思い出し、面識は特にありませんでしたがそこにアポイントを取ることにしました。(こちらも初回相談無料でした)
浪費癖で借金を作っちゃったなら債務整理でしっかりお金をセーブしていく習慣付けをした方がいいです。
僕が債権者(各カード会社)と交渉してこれ以上利子が発生しないようにするので、月々現実的な額で返済していけるようにしましょう
前回の法律相談センターでは自己破産を勧められたのに、この弁護士さんは自己破産は最後の手段だから勧めたくないと言っていました。
同じ弁護士さんでも人によって全然言うことが違うんですね。
こうして、任意整理を弁護士さんに依頼することとなりました。
3.任意整理を弁護士さんに代行してもらう
そもそも任意整理って何?って方もいると思うので一応説明しておくと
任意整理とは、弁護士/司法書士が債権者(お金を貸してる側)と交渉して、将来発生しうる利息のカットや長期の分割返済の和解を成立させて今後の返済を楽にする手続きです。
自己破産と違って借金が帳消しになるわけではなく、利息をこれ以上発生しないようにして月々の返済を返していける額に調整してもらう手続きなんです。
私の場合クレジットカード6社に対して、弁護士さんに交渉代行をしてもらいました。
で、着手/報酬金含め弁護士費用でかかったのは20万くらい。
一般的には以下が相場だそうですが、計算するとまあ相場通りかなって感じですね。笑
- 着手金の相場:1債権者あたり20,000円~40,000円
- 解決報酬金の相場:依頼した1社ごとに20,000円
- 減額報酬金の相場:実際に減額した金額の10%
契約してから1カ月、無事弁護士さんの交渉がすべて成功し、今後の利子発生カット&トータルして月々50,000円の返済で良いことになりました。
そして今回の弁護士費用20万円の支払いは、実際の返済が始まる前の4カ月で5万円ずつ支払う形を提案されました。
債権者6社とは任意整理の契約書を交わしていますが、1ヶ月でも返済を滞納した場合には契約破棄となり、一括返済を強いられるということで、弁護士さんが練習の提案をしてくれたのです。
これまで利子含め毎月12万を返済していたので、月々の返済はだいぶ楽になりました。
利子も発生しないので、これまでより元本がちゃんと減るようになり
そして今、利子なしの借金が120万というところまで来たわけです。
このままのペースでいくと、2020年度中には返済完了できそうな見込み!!
弁護士さんが言っていた通り、生活コストを減らしてお金をセーブしていく習慣をつけるのは非常に重要なことですね。
4.【おまけ】債務整理するとクレカ使えない?ローン組めない?
債務整理後は、当然ながら対象となっていたクレカは使えなくなりました。
ただ、債務整理前から持っていたもので今回整理の対象となっていなかったJCBカードは一応使えるみたいです。
弁護士さんによると、完済から3年~5年くらいは新規でのクレカ入会やローンが組めなくなるとの話を聞いていますので、海外出張などがあった時のためにこのカードは死守しています。
5.クレジットカードの代わりになる、誰でも作れるLINE PAYカード

クレカが使えなくなった今、僕はLINE PAYカードをメインで使っています。
いまQR決済サービスはLINE Pay、楽天PAY、PayPay、メルペイなど、乱立してる状況ですよね。
その中でもLINE PayはQR決済だけではなくて、Payカードを利用することでカード決済することもできるんです!
- 信用情報や年齢関係なく発行できる
- LINE Payに入金した分だけ使える(使いすぎない)
- ポイント還元2%とクレカより高水準
- 海外でも使うことができる
PAYサービスについては比較記事を書いてそれぞれのメリットとデメリットについて説明しています。
良かったらそちらも参考にしてください!

おわりに
今回は私が借金と向き合うときに何をしてきたかを書いてきました。
まとめると、こんな感じです。
借金を減らしたり、返済を楽にする債務整理には自己破産、個人再生、任意整理など他にも
いくつか種類があるので、自分に合った手続きを探してみてください。
個人再生についても記事にしているので、良かったら見てください。
※私も個人再生で良かったのでは?と思うこともあります(苦笑)
ではでは!