どうも、まつしょう(@matsushoblog)です。
最近TwitterなどのSNSで、こんな怪しいプロフィールの人にフォローされたことはありませんか?

ブログ界隈や借金界隈にいると、こうした人が数多くフォローしてきます。
そして、実は私は2018年3月頃、このような怪しい人に興味本位で会ってみたことがあります。
この記事では、その時の経験談を書いています。
- 副業を始めようと思っているけど詐欺に引っかかりたくない人
- これから契約しようとしているネットビジネスが少し怪しい人
- 実際に詐欺の被害にあってしまった人
私の経験談を見て、少しでも被害者を減らせたら幸いです。
目次
Twitterで見かけるネットビジネス詐欺の実態
月30万はTwitterアフィリエイトで簡単に稼げます

実は、こうした怪しいアカウントのプロフィールには共通点があります。
- 一度は失敗をしている
- 稼げる仕組みを自動化している
- 脱サラしている(or元々フリーランス)
- タイムラインで海外や美味しい料理の写真をアップロード
- 自分がコンサルした生徒が儲けているTweetなどをリツイート
かつては一般的にみて多数派な普通のサラリーマンだったが、現在は毎日自由に働いて稼いでることをアピールしているケースが多いです。
また、実際に稼げていることの証明としてコンサル生の感謝ツイートをリツイートしたり、海外や高級料理の写真をアップロードしたりしています。
Twitterでは稼いでいる方法を明確にはせず、アポを取ってくる
基本的には、向こうからDM(ダイレクトメッセージ)がくるケースが多いです。
もちろん、大多数の方はちゃんと無視してると思います。
だってよく考えたらおかしいって分かりますよね。
仮にも月何百万も稼げてるような人が、わざわざ労力をかけて一緒に稼ぐ仲間を募る理由が分からないですもんね笑
私だったら誰にも教えずに、一人で稼ぎ続けます。
私の場合も、運よく(?)TwitterのDMで同様の話が来ていたので ためしに返信してみました!
はい、とまあこんな感じで会うことになりました。
カフェで実際に対面した時の勧誘内容
実際会ってみると、そこにはかなり若いチンピラが・・・笑
先にカフェに入ってPCカタカタやられてました。
話しかけてみると最初は普通の24歳でしたが、本題に入った途端、スイッチが入りました。
まずはPCの画面を私に見せてきました。

こんな感じのもの。
要は、実際に短時間でこれだけ稼げてますってことの証明ですね。
そこで私は、なぜこんなに短時間で成果が上がってくるのか聞いてみました。
すると、今度はTwitterのアカウントを見せてきたのです。
彼は12のアカウントを持っていて、それぞれが2万フォロワー以上を抱えたアカウントでした。
このそれぞれのアカウントのフォロワーはターゲットをしっかり絞っているとのことでした。
それぞれに刺さる商材をTweetで拡散し続けているから、母数の分だけたくさん成果報酬が上がるのだと。
彼らがフォロワーを増やしている方法
Twitterのフォロワーは自動化ツールを使って地道に増やしたとのことでした。
確認した限り、PCで開いたTwitterページに対してそのソフトを適用し、そのページに表示されているアカウントを自動でフォローしていくツールのようでした。
※Twitterもこのようなツールを使ったフォロワー増やしは非常に警戒をしており、最近ではすぐにアカウント凍結になってしまうため意味がありません。
そうして集めたフォロワーに対して1件成約数千円の高額アフィリエイトを発信することで、報酬を得ていると。
そしてこのチンピラ詐欺師は、
- このTwitter自動フォローツール
- 高額アフィリエイトのあっせん
- 全ての工程におけるコンサル
このセットで50万円でどうかと言ってきました。
口には出さなかったですが、こんな適当なやり方でアフィリエイトで50万稼げるわけがないですよね。
これで引っかかってしまう人が本当にいるのかと、正直信じられなかったです。
でも、チンピラ詐欺師は自信満々な様子でこう言いました。
ゆくゆくは法人化しようと思ってますので、一緒に稼ぐ仲間を探しているだけなので。
はい。ここから帰って即ブロックしましたw
彼らはアフィリエイトではなく情報商材で儲けている
ここまでで分かったと思いますが、彼はこのTwitterアフィリエイトで稼いでるのではなく、このTwitterアフィリエイトビジネスを成功させるための「情報商材」で稼いでいるのです。
アフィリエイトのいろはを知りたいのであれば、実際に稼いでいるアフィリエイターをTwitterでフォローすれば無料で学ぶことが出来ます。
また、仮にフォロワーを自動化ツールで集めても、集まったフォロワーはあなたのタイムラインを見てくれません。
タイムラインで価値提供をして、しっかり正攻法でフォロワーを集めましょう。
実際に被害にあってしまったらどうすれば良いか
消費者生活センターに相談する
すでに情報商材を購入してしまった、という方は消費者生活センターに相談しましょう。
各地域ごとに相談センターの窓口があり、相談は無料なのでまずはここに連絡することをおすすめします。
消費者生活センターは、当事者に代わってサービス提供元に返金要求をしてくれます。
弁護士に相談する
弁護士に頼むとお金はかかりますが、初回相談だけは無料でやっている弁護士事務所もあるので消費者生活センターでダメだったら相談してみましょう。
こうしたネット詐欺に特化していて、相談無料の弁護士さんに相談してみるのが良いと思います。
ネット詐欺に特化している弁護士事務所でオススメなのが、弥栄法律事務所です。
弥栄法律事務所では、悪質な情報商材の被害回復を掲げられており、相談無料・着手金無料とのことでした。
弁護士事務所に相談する際には、以下の情報を分かる範囲で集めておくと、相談がスムーズでしょう。
- 加害者の名前
- 被害者の名前
- 被害金額
- 契約書や契約内容
- いつの出来事か
- SNSなどのやり取り履歴

おわりに
このように、私の引っかかったネットビジネスは蓋をあけてみたら情報商材でした。
他のDMの裏側は分かりませんが、大抵はこんなからくりなのだろうな、と腹落ちしました。
もし仮に引っかかって入金してしまっても、消費者生活センターやネット詐欺に特化した弁護士さんに相談をしてみましょう。
そんなところで今日は終わります。
実は、マッチングアプリにも同じような情報商材屋のビジネスウーマンがいたりして、一度勧誘されたことがあるので、そちらもそのうち書いていければと思いますw