
どうも、まつしょう(@matsushoblog)です。
実は最近ブログよりも動画作成に力を入れておりまして、先日ついに法人様から動画編集のお仕事(定期案件)をいただくことができました。
今回の記事では
- どうやって動画を作成しているか
- どうやって仕事を受注したか
- 動画編集はまだ稼げるのか
主にこの3つについて書いていこうと思います。
目次
アニメーション動画編集のやり方【Vyond使ってます】
私は今年の1月からYoutubeチャンネルを開設して、アニメーション動画を定期的に投稿しています。
ジャンルとしてはホワイトボードアニメーションと呼ばれるもので、顔出しの必要のない動画となっています。(最近ではサラタメさんが有名)
この動画は「Vyond」というアメリカの会社が提供するアニメーションソフトで作成しています。
Vyond(ビヨンド)とは?
Vyondとは、アニメーション制作に特化した動画編集ソフトです。
あらかじめ用意されている背景やキャラのテンプレートを組み合わせて、こんな感じのアニメーションを作成することができます。

素材だけでなくBGMも用意されていたり、効果音や音声も簡単に挿入できるので、これ1つでしっかりした動画を作り込むことができます。
Vyondの利用料について
Vyondはアメリカのオンラインサービスで、買い切りはできません。
有料プラン(月額/年額)を購入して利用する必要があるんですが、これがなかなかに高い。
私は年額プランを契約していて、70,000円くらい初期投資として支払っています。
アメリカのVyond公式サイトから直接購入すればこの金額で済みますが、日本の代理店から購入すると最大16万円もします。
いずれにせよ高額なので、ブログとは違って非常に参入障壁が高いと言われています。
動画編集で準備するのは台本、絵コンテ、ナレーション、サムネイル
次に、Vyondを使って動画を完成させるまでの流れについてご説明します。
- 台本を作る
- 台本に沿って絵コンテを作る
- 絵コンテを元にアニメーション作成
- ナレーション録音
- 音声ファイルをアニメーションに挿入
- アニメーションを音声に合わせて微調整
- サムネイル画像作成
- 完成
手順も多く、最初は慣れておらず1本動画を仕上げるのにヒーヒー言ってました。(2週間くらいかかりましたw)
内訳としては台本を作るところとアニメーションを作成するところに非常に時間がかかります。
ただ、一つ一つ分解してみると作業は単純で、
たとえば絵コンテといっても私の作る絵コンテは

こんな簡素なものです。
やはりキーとなるのはアニメーション作成のところですが、ここも独学で十分学ぶことが可能です。
私はこちらのVyond日本代理店のサイトで基本的な操作を覚えました。
ノウハウを教えてくれるオンラインサロンなども最近はあるみたいですが、アニメーション素材自体は一定で差が出にくいので、操作に慣れるだけなら上記の無料情報で十分だと思います。
動画投稿で活用しているツールも記事にまとめましたので、こちらもぜひ参考にしてください。

動画編集の副業をクラウドワークスで受注しました【受注までの流れ】
私はココナラ・クラウドワークスを使って仕事を受注しました。
他にランサーズでも同様の案件が見受けられたのでそちらでもOKだと思います。
ここからは仕事を受注するにあたっての手順を説明します。
1.自分のポートフォリオ動画を作成する
こうしたクラウドソーシングサービスで仕事を受注するには、自分が誰でどんな動画を作成できるのか、をアピールする必要があります。
これに使うのがポートフォリオ動画。
▼こちらは私の動画ではないですが、同じくVyondを利用したポートフォリオ動画です。
これが受注の決め手になったりするので、最も注力して作るべきところだと言えます。
ただしご自身でYoutubeなどで動画配信をされている場合は、そのチャンネルを共有するだけで良いこともあります。
私の場合も、自身のYoutubeチャンネルがポートフォリオの代わりになったので特に別途作成はしませんでした。
2.クラウドワークスで単価の良いVyond案件を探す
私が法人様の案件を受注したのはクラウドワークスからです。
クラウドワークスで「Vyond」と検索すると、Vyond案件が複数出てきます。
私はこの案件を毎日ウォッチするようにしていました。
単価10,000円以下の案件は常に並んでて、これはわりと普通に受注可能なんですが、これらは安易に手を出しちゃダメ。
慣れてくるまでは10分の動画を作成するのに1週間くらいはかかると思うので単価が合いません。
また、Vyondの規定で作成したVyond動画を第三者に譲渡する際には譲渡手数料12,000円がかかるので、クラウドワークスの手数料20%も考慮し、単金30,000円以下の案件は受けない方が良いと思います。
※ただし、発注主のVyondアカウント内で動画を作成する場合は譲渡が発生しないので手数料はかからないです。
案件応募・または依頼を受ける際には発注主がVyondアカウントを持っているかどうかしっかり確認しておきましょう。
3.ココナラで自分の動画編集条件を商品として出品する
ココナラはクラウドワークスとは逆で、自分でメニューや値段を自由に設定して自分の商品を出品することができます。
見ている限り、ココナラは最初の受注をもらうまでが大変ですが案件自体は自分の希望する条件になりやすいので、利益面考慮するならココナラが優れています。
なので、クラウドワークスで良い案件が出るのを待ちつつ、こちらで相談DMを待つ、というのが良いかと思います。
4.SNSで依頼を受ける(これがベター)
上述した通り、クラウドワークスやココナラなどを利用すると取られる手数料がかなり高いです(だいたい10~25%くらい)。
なので実績を積んできたら、YoutubeやTwitterなどのSNSから募集して直接案件をもらう方が利益率はより良くなると思います。
ただ、最初はSNSで募集をかけても良い案件をもらうのは難しいので、まずはクラウドソーシングサービスで受注して実績を作っていくのが良いと思います。
動画編集の副業はまだ稼げる?
結論、まだ全然稼げると思います。
Vyond案件に絞ってもクラウドワークス、ココナラともに案件がたくさん存在しています。
そして定期的にウォッチしているとたまに法人案件など、高単価案件を見つけることができます。(若しくは要相談としていて、高単価に化けることも)
さらに、「Youtube動画の編集」に案件を広げて見てみると、案件はほんとに星の数ほどありますね。
作業内容のレベルも、ただ字幕(テロップ)を付けるだけのものから動画のシナリオ作成、アニメーション作成、ナレーション作成など様々です。
案件を見ている感じ、私がやっているようなアニメーション+アドビのPremiere Proというソフトが使いこなせるようになるとかなり受注できる仕事の幅が広がると思います。
Premiere Proはサムネイルや字幕(テロップ)作成やBGM、効果音の挿入など動画編集全般で活躍する有料のツールです。
有名Youtuberの動画やサムネイルは大体これを使っていると言われていて、汎用性が高いため今後私も使えるように勉強していきたいと思っています。
おわりに
今回は法人案件受注までの流れをざっくりお話ししましたが、正直素人の私が案件をいただけたのは今年の1月から愚直にYoutube動画の作成に取り組んでいたからだと思ってます。
クラウドワークスやココナラを見ていれば分かるんですが、Vyondを利用するクリエイターは増えてきていて、アニメーションソフトを購入しても単月で高単価案件を受注するのはなかなか難しいかもしれません。
ただ動画作成未経験の私が月10万円以上の仕事を受注できたのは事実なので、初期投資がある程度できて実益を兼ねた趣味が欲しいという方にはオススメです。
まずは私は、いただいた案件で初期投資を回収しつつ、チャンネル登録者1000人を目指して動画作成を続けていきたいと思います。
最後に、私がどんなテーマでアニメーション発信しているか気になる方は、ぜひ私のチャンネルに遊びに来てください!
そして良かったらぜひチャンネル登録お願いします!(笑)
ではでは!
