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【生命保険は本当に必要!?】自分に最低限必要な保障を見極める方法

どうも、まつしょうです。

今回は生命保険は入るべきなのか、また入る場合どんなタイプのものを契約するべきなのかについて解説していきたいと思います。

実はこの記事は2年前に一度書いているのですが、当初は生命保険は不要、という結論で締め括っておりました。

そしてその時、社会人1年目から5年間以上加入していた生命保険を解約しています。

ただこの記事をリライトしている現在は結婚し子どもも授かり、かなり考えが変わってきています。

そこでこの記事では、以下の本を参考にしながら無駄のない生命保険の選び方について紹介していければと思います。

無駄のない保険の選び方【生命保険/医療保険】

大前提:無料相談所や販売員からは契約しない

保険に入りたいとなった時、どうしても知見がないので無料相談窓口や知り合いの販売員に頼ってしまいがちですよね。

でも、そうした販売員はどうしてもノルマがあるため販売手数料の高い商品を勧める傾向にあると思います。

そのため、本当に自分のライフスタイルや家計に合った保険を見つけるには、自分の基準を見つけて選ぶことが重要になってくるんです。

保険の種類は大きく以下の4種類ありますが、今回は主に加入を検討する人が多い①生命保険と②医療保険について考えていきます。

  1. 生命保険
  2. 医療保険
  3. 傷害・介護保険
  4. 損害保険

①生命保険が必要になる場合

生命保険には収入保障保険、定期保険、終身保険の3タイプありますが、どのタイプにも共通する一番の目的は、一家の大黒柱にもしものことがあった時に残された家族に現金を残すことです。

この生命保険3タイプの特徴をまとめるとこんな感じ。

収入保障保険 定期保険 終身保険
月額 安い/掛け捨て 安い/掛け捨て 高い/積立て
満期 あり あり なし
保障内容 死亡保障(遺族に毎月定額支払い) 死亡保障(遺族に一括支払い) 一生涯死亡保障(毎月/一括どちらもアリ)

簡単に言うと、大黒柱が死んだ時保障金を一括でもらうか分割でもらうか、月額が積立てか掛け捨てかの違いがあります。

いずれにしてもこれらの生命保険は

“自分が死んだ時に困る人に向けて保障金を残すための保険”

なので、自分が死んでも生活に困る人がいない場合、例えば独身者や実家住まいの場合は必要ないでしょう。

逆に小さい子どもがいて、自分が死ぬと今後の子育て費用に困りそう、といった場合は入っておいた方が良いです。

②医療保険が必要になる場合

医療保険に入る一番の目的は大病を患った際に大金を用意しなくても治療できるようにするためです。要は転ばぬ先の杖ですね。

しかし、基本的には健康保険証があれば民間の医療保険に加入する必要はありません。

これから医療保険が必要ない理由を説明します。

医療保険が不要な理由
  1. 大病にかかっても1ヶ月で退院できる
  2. 高額療養費制度で一時金は支払える

医療保険が必要ない理由1:大病にかかっても実は1ヶ月強で退院できる

多くの医療保険がカバーする3大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)ってありますよね?

それらにかかった場合、どれくらい入院が必要になると思いますか?

…実は35~64歳の労働人口の平均で見ると、45日つまり1ヶ月強程度で退院できているんです。

入院日額5,000円(個室にしない前提)とすると、45日で25万弱かかる計算になります。

25万円なら、保険に掛け捨てでお金を払い続けるより、毎月その分貯金をして備えた方が良さそうです。

医療保険が必要ない理由2:高額療養費制度で一時金は支払える

3大疾病のような大きな病気にかかった時、一番に不安になるのが治療費(手術費)だと思います。

確かにこれは数十万~数百万かかることもあるのですが、基本的に保険適用なので自己負担はそのうちの3割です。

その場合例えば手術費用が300万なら3割負担でも90万とかなりの大金が必要になるわけですが、実は1ヶ月の医療費が一定額を超えると使える高額医療費制度という国の制度があるんです!

これはその人の年収ごとに支払う最低ラインが取り決められているんですが、例えば年収370~770万の人がこの制度を使えば、

80,100円+(900,000円[医療費]-267,000円)×1%=86,430円

90万のうち、自己負担はわずか86,430円で済むんです!

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どうでしょう、基本的には医療保険が必要ない理由がわかったんじゃないでしょうか。

でもそうは言ってもみなさんは以下の2点が気になっていると思うので解説します。

大きな病気の治療で保険が効かない場合はある?

結論から言うと健康保険が効かない治療はあります。

先進医療と呼ばれる一部の病院でしか受けられないような治療や、抗ガン剤治療などがこれにあたります。

実は現状先進医療が受けられる病院は全国に17ほどしかないのですが、将来は増えていくことが予想されますし、こうした治療を受ける備えとして保険に加入しておくのは損得ではなく考え方次第かと思います。

また、抗ガン剤治療など必要になりそうな国民健康保険対象外の治療に備え、がん診断で一時金が出る医療保険に加入しておくのはアリです。

ただし、生命保険の特約としてつく医療保険より、別で単独の医療保険に加入することをオススメします。

単独の方が、支払いに対しての保障が手厚いものが多いです。

入院時にかかる費用に備えるべきじゃないの?

これは損得というより備えに対する考え方次第だと思います。

希望していなくても相部屋が空いてなくて個室に入院することになり、差額ベッド代で入院日額10,000円になることだってあります。

私の母が入院した時はそうでした。

こうした時の備えのために入院日額保障だけついた医療保険に加入するのはありです。

月額がかさむと本末転倒なので、日帰り入院保障やその他特約も取っ払って最低限のものに加入しておけばこうした不安も解消されます。

その際加入する保険としてオススメなのが、都道府県民共済。

こうした非営利団体が運営する保険では「割戻金(わりもどしきん)」と呼ばれる制度があり、毎年の決算で剰余金が出た場合に加入者にお金が戻ってきます。

割戻率はその年や都道府県で違いますが、保険料の10%~30%があとで戻ってくることがあります。

こうした保険で年間の掛け金を最低限に抑えつつ、安心できる保障を持っておくことも出来ます。

ただ、基本的には30〜60万円の貯金があれば大丈夫です。

今自分に足りない保障を計算する

「①生命保険が必要な場合」で小さい子どもがいる場合には保険加入した方が良いと述べましたが具体的にはどれだけの保障がいるのでしょうか。

この計算式は単純で、自分が死んだ後の遺族の一生分の収入から一生分の支出を差し引いて足りない分が必要保障額となります。

一生分の収入を計算する

まつしょう一家の一生分の収入は、1億7235万円となりました。

こちらは前提条件がありますが、夫が会社員、0歳の子どもが一人という前提で進めます。

収入一覧
  • 遺族基礎年金
  • 遺族厚生年金
  • 妻の老齢基礎年金
  • 会社の死亡退職金
  • 妻の想定生涯年収

遺族基礎年金

100万円×18(子どもが18歳になるまでの年数)=1,800万円・・・①

遺族厚生年金

30万円(手取り月収)×1.4×35(妻が65歳になるまでの年数)=1,470万円・・・②

30万円(手取り月収)×1.4×22(妻が65歳~87歳までの年数)=924万円・・・③

妻の老齢基礎年金

一律で1,716万円と仮定・・・④

会社の死亡退職金

1,000万円と仮定・・・⑤

妻の想定生涯年収

350万円(手取り年収)×35(妻が65歳になるまでの年数)=10,325万円・・・⑥

これら①〜⑥を足し合わせると、一生分の収入は17,235万円となりました。

一生分の支出を計算する

続いて一生分の支出です。

まつしょう一家の一生分の支出は、1億8862万円となりました。

支出一覧
  • 今後生じる生活費
  • 子どもの養育費
  • 住宅関連にかかる費用
  • 葬儀費用

今後生じる生活費

20万(現在の月の生活費)×0.7×12ヶ月×22(子が22歳になるまでの年数)=3,696万円・・・①

20万(現在の月の生活費)×0.5×12ヶ月×13(子が22歳~妻65歳の年数)=1,560万円・・・②

20万(現在の月の生活費)×0.5×12ヶ月×22(妻65~87歳の年数)=2,640万円・・・③

子どもの教育費

私立へ進むのか公立へ進むのかまだ分からないので、仮に小中学校は公立、高校は私立、大学は私立理系へ進学すると仮定して計算しましょう。

32万円×6(公立小学校)+49万円×3(公立中学校)+97万円×3(私立高校)+140万円×4(私立大学入学金含む)=1,190万円・・・④

住宅関連にかかる費用

こちらはあくまで現状の賃貸のままで計算してみます。

168万円(年間の家賃・維持費・固定資産税など)×35(妻が現在〜65歳までの年数)=5,880万円・・・⑤

168万円(年間の家賃・維持費・固定資産税など)×22(妻が65〜87歳までの年数)=3,696万円・・・⑥

葬儀費用

全国平均を適用して200万円と仮定しましょう。・・・⑦

これら①〜⑦を足し合わせると一生分の支出は18,862万円となりました。

必要な保障額を計算する

ここまでの計算によって、

17,235万円(一生分の収入)ー18,862万円(一生分の支出)=-1627万円

これが、もし私が今死んだ場合の遺族の生活費の不足分となります。

月額にならせば、-1627÷35(妻が現在〜65歳までの年数)÷12ヶ月=3.87万円

ということで、毎月4万円程度の保障があれば不足分をまかなえることになります。

この1,627万円、月額にして4万円程度という数字が上でご説明した生命保険の保障額の目安死亡保障額ということになります。

おわりに

一世帯あたりの年間払込保険料は38万円だそうです。

つまり35歳〜65歳までの30年間支払い続けたとすると、1146万円も保険会社に支払っていることになります…

これに対し保険会社が支払っている死亡保障を契約1件あたりで割り返すといくらになると思います?

約270万円だそうです(2018年実績)。かなり利益率の高い商売ですよね。

そのことをしっかり理解した上で、私は上記で計算した足りない保障分を補う最低限の生命保険に加入しておこうと思います。

入院日額は基本的に貯蓄で備えるつもりですが、ご紹介した都道府県民共済もチェックしてみようかと思います。

20代の数年では保険会社に払込みすぎてしまいましたが、今後は子どものことも考えると最低限必要な保険もあるということがわかりました。

今回参考にしたこの本には2020年時点でオススメな保険の銘柄なども書かれていましたので、興味のある方はぜひ読んでみてください!

ではでは。

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