私は現在、アニメーション動画をYoutubeで発信しています。
動画をいくつかあげてますが、例としてはこんな感じのアニメーション動画です。
今回の記事では
- Youtubeで動画配信をしてみたい
- 顔出しはしたくない
- 大きな機材とかはなしでPCひとつで頑張りたい
こんな方に向けて、私が実際にチャンネル運営で利用しているツールを6つご紹介したいと思います。
目次
Youtube動画投稿に便利なツール6選
1.スペックもサイズ感もちょうど良いMacBook Air13
現在動画編集で使用しているPCはMacbook Air13です。
Macbook Proと悩みましたが、値段はAirの方が安いですしアニメーション動画の作成、編集くらいであればこちらで十分。
アニメーション動画作成や台本作成などでファンクションキーは良く使うので、タッチパネルではなく普通にファンクションキーが搭載されたこのシリーズは使い勝手が良いです。
(私が元々Windowsユーザーだからというのもあるかもしれませんが笑)
画面サイズも13インチが小さすぎず大きすぎずでちょうど良いと思っています。
2.二画面で作業が捗る!PC接続用モニター

動画を作成する際には台本を別ウインドウで開いたり、Google検索で挿入画像を持ってくるなど2画面で作業することが必須になってきます。
そこで作業効率を格段に上げてくれるのが外付けモニターです。
モニターを購入する際にはポイントが3つあって
- スタンドの高さが変更可能か(昇降式スタンド)
- 解像度は1920×1080か
- 自分の使いたい端子があるか(HDMIポートがあればだいたいOK)
①昇降式スタンドについて
①をクリアした商品で安価なものは非常に少ないです。
私は19.5型のモニターを探していたのですが、この昇降式スタンドが付いていて予算の2万円を切るものがこちらしかなかったので21.5型を購入しました。
iiyamaのモニターは大企業でも採用しているくらい信頼がありますし、届いたモニターをセットアップしてみたところ写真のようにちょうどmacbookと被らない高さに調節できるため大変満足しています。

②解像度について
解像度とは、そのディスプレイの横と縦のドット数の値になります。
この値が大きい方が、より多くの情報をきめ細かに表すことができます。
友人が1366×768のモニターを買って、文字が大きく表示されちゃうとのことだったのですが、この原因もドットが大きくて表現できる文字サイズに限界があるからだと思います。
解像度に関しては今の主流の1920×1080を買っておけば間違いはないと思います。
③端子について
このモニターはケーブルも含めてほぼ全て兼ね備えています。
- DisplayPortケーブル(1.8m)
- HDMIケーブル(1.8m)
- D-SUBミニ15ピンケーブル(1.8m)
- オーディオケーブル(1.8m)
これだけの接続ケーブルがついているので、まずPCとの接続に困ることはないだろうと思います。
3.アニメーション動画ソフト「Vyond」

私がYoutube活動で利用しているアニメーションソフトがこれ、「Vyond(ビヨンド)」です。
このイラスト、あなたもYoutubeなどで見かけたことあるんじゃないでしょうか?
Vyondはあらかじめ用意されている背景やキャラのテンプレートを組み合わせて、短時間で完成度の高いアニメーションを作成することができるソフトです。
画像素材だけでなくBGMや効果音も多数用意されているので、これ1つでしっかりした動画を作り込むことができます。
このソフトは買い切りではなく、月額、年額制です(これが痛いところ)。
Vyondはアメリカの会社が制作したソフトなので、購入する場合ドル払い・クレジット決済になります。
公式サイトに遷移するとプランがいくつか出てきますが、個人でYoutube投稿していく程度であればPremiumで問題ありません。
こちらは年間で649ドル(日本円で67,000円くらい)となります。
月額89ドル(日本円で9,200円くらい)でも契約できますので、最初の3ヶ月だけ使ってみて続けられそうなら契約更新、とかでも良いかもしれません。
ただ年間プランなら月5000円くらいなので、趣味としてもそこまで高い買い物じゃないかなと思います。
なお、日本の代理店を通じて購入することもできますが価格が2倍くらいかかるのでオススメはしません。
4.聞こえやすく、雑音の少ない音声を収録できるTASCAMマイク「DR-10L」

マイクに関しては正直いまだにMacbook Air本体のマイクから拾ってもそこまで問題にはならないと思っていますが、顔出しなしの動画なので音にはこだわりたくマイクを購入しました。
充電式単4電池で駆動し、マイクはクリップがついているため襟や胸元など声を拾いやすい箇所に取り付けることができます。
録音を行ったら、この機器をUSBケーブルでPCに接続して音声ファイルをダウンロードします。
PCマイクではなく専用マイクを利用するメリットを私は次のように考えています。
ただもし仮に余分な音が入っても、この後ご紹介する音声編集ソフトであらかたのノイズを除去することは可能なので、そこはマイクの力を無理に借りる必要はありません。
まずはご自身のPCで自分の声を録音してみて、あまりにも聴き心地が悪ければマイクの購入を検討してみても良いと思います。
5.音声編集ソフト「Audacity」
正直、これ神アプリです。
先ほどのマイクで録音した声をこちらのソフトに取り込んで処理をすれば、
- 不要な間のカット
- 空調や雑音などのノイズのカット
- 音量の調節
- 音声ファイルの統合/分割
- mp3ファイルなどへの書き出し(保存)
といった作業がこのアプリ1つで可能になります。
PCマイクでも正直問題ないと言ったのはこのソフトがあるから。
実はVyondはあまり重たいファイルはインポートできないため、10分以上の音声ファイルをアップロードすることができません。
そのため私は録音した音声をこのソフトに入れ、雑音や間をカットして聴きやすい音量に調節してから、2分30秒くらいにファイルを分割してVyondにインポートしています。
操作性は一昔前のソフトみたいな感じで最初は使いづらいかもしれませんが、慣れてしまえばかなり簡単です。
ほとんどの人は1発取りで綺麗にスラスラと話せないと思うので、このソフトでの編集を強くオススメします。
Audacity(Windows版)を無料でダウンロードする
6.サムネイル画像作成ツール「Canva」

まさにこの記事のサムネイルもCanvaで作成したものなんですが、これ無料で使えるにも関わらず非常に便利です。
- 用途ごとにテンプレートが用意されている
- 過去に作成したデザインを雛形として保存できる
- 外部から画像をコピペで持ってこれる
- フォントの種類がめちゃくちゃある
有料版にすればアイコンやテンプレートなどもほぼ無数に使うことができますが、無料版でも十分にサムネイルを作成することができると思います。
いまやかなり有名なサービスなので、Youtuberの方ならだいたい知っているかもしれませんね。
まとめ
ということで今回ご紹介した私がYoutube投稿に活用しているツールは
- Macbook air13
- IIYAMA21.5型ディスプレイ
- アニメーションソフト「Vyond」
- TASCAMマイク「DR-10L」
- 音声編集ソフトAudacity
- サムネイル画像作成ツール「Canva」
この6つとなります。
ご覧の通り、PCとモニターをお持ちの方なら初期投資はアニメーションソフトのみの購入で始められてしまうので、ぜひ始めてみてください!